総合ビジネス学科
会社員になるには?
- 会社員の仕事とは?
- 会社員の年収はどのくらい?
- 会社員になるには?
- 会社員になるために資格は必要?
- 会社員の将来性は?
- 会社員に向いているのはどんな人?
- 会社員になるにはこの学科!
- 会社員に関連する職種は?
会社員の仕事とは?
会社の利益や目的達成のために、様々な業務を行う人々

会社員は、民間の企業で働く人々の総称です。日本で働いている人の8割は会社員で約3500万人いるといわれています。
仕事内容は、企業の業務内容や配属される部署によって大きく異なります。
営業部門では新しい顧客を開拓したり商品を販売する、総務部門では社内の環境整備や各種手続きを担当、経理部門では会社のお金の管理や決算業務を行う…といったように、役割が分担されていることが多いです。小規模な会社の場合、一人が複数の役割を兼ねることもあります。
最近では、会社に出社して働くだけではなく、家で仕事をする在宅勤務が許可されている会社もあり、働き方も多様化してきています。
安定した収入が得られたり、多くの人と協力して大きな仕事ができることがメリットです。
サラリーマンとの違いは?
会社員よりサラリーマンという言葉の方をよく耳にするのではないでしょうか。
厳密にいうと、サラリーマンは給与を得ている人全般を指す言葉なので、公務員や会社役員なども含まれます。
一方、会社員は先ほど書いた通り民間の企業で働く人を指すことが多いです。また社長や役員クラスは含めません。
ただどちらの場合も「会社で働く人」というニュアンスで使われることが多いです。
会社員の年収はどのくらい?
業界や会社の規模、地域によって年収に大きく差のあるのが会社員の特徴です。全てまとめて新卒というくくりにした場合、初任給は月給21〜25万円程度(年収300〜350万円程度)で、経験を積むと徐々に昇給する場合も多く、30代後半から40代で年収400~600万円程度になります。
あくまで平均値ですし、営業職の場合は売上げなどの成績に応じて追加の報酬(成果報酬)がもらえたり、専門職で資格を持っている場合に資格手当が出たり、職種による違いもあります。
会社員になるには?
会社員になるには、高校を卒業して就職するルート、専門学校や短大・大学を卒業して就職するルートがあります。ここでは、専門学校を卒業して就職するルートと、短大・大学を卒業して就職するルートについて紹介します。
専門学校ルート:専門学校では2年間で集中して実践的なビジネススキルを身につけます。専門学校の特徴は、即戦力となる知識やスキルを集中的・効率的に学べる点にあるといえます。
具体的には、社会人として必要不可欠なビジネスマナーをはじめ、実務で必須となるパソコンスキルや簿記・会計の基礎知識を習得します。さらに、ビジネス文書の作成方法やプレゼンテーション技術など、実践的なコミュニケーションスキルも身につけることができます。就職に直結する資格取得のサポートも充実していることや、就職に関してきめ細かなサポートを受けられる点も魅力です。
大学ルート: 4年間かけて幅広い教養と専門知識を学びます。学部によって様々な専門分野を深く学ぶことができ、将来のキャリアの可能性を広げることができます。

会社員になるために資格は必要?
会社員になるために必須の資格はありませんが、パソコンを使える、社会人としてのマナーを備えている、経営成績と財政計算ができる、英語が得意といった強みがあれば就職の際に評価されるため、以下のような資格を学生時代に取得しておくといいでしょう。
- 日商簿記検定
- MOS(Microsoft Office Specialist)
- TOEIC®
- ビジネス実務マナー検定
- 秘書検定
会社員の将来性は?
会社員の将来性は、働く会社や業界、自身のスキルアップによって大きく変わってきます。特に今後は、デジタル技術への適応力や語学力、とりわけ英語力が重要になると予想されています。
さらに、会社は部署ごとにチームのような動きをするため、そこに欠かせないコミュニケーション能力や、ビジネスの現場で必要とされる問題解決能力、そして各分野における専門的な資格や知識も一層重要性を増すでしょう。
近年では副業・兼業を認める企業も増加傾向にあり、会社員としての経験を活かしながら、新しいキャリアにチャレンジできる機会も広がっています。
会社員に向いているのはどんな人?
会社は、部署や事業部といったチームで仕事をしていくことが多いので、それぞれの役割によって向いている人は違ってきます。
ただ、学校生活で授業や課題に真面目に取り組む、期限を守って物事を進められる、課題の提出を欠かさない、クラスや委員会活動でコミュニケーションを積極的に取る、与えられた係に一生懸命取り組むといったことができる人は、いずれも仕事への責任感として活きてきます。
他にも、コツコツ取り組むことができる、細かいことに気づくことができる、慎重にものごとを進められるといったタイプも、それぞれの仕事で自分らしさを活かして働くことができるでしょう。
さらには、新しいことを学ぶことへの興味があったり、アイデアやひらめきがある人は、めまぐるしく変化するビジネス環境での適応力につながります。
このように、自分の特性を活かして働くことができるのも会社員の魅力です。
会社員になるにはこの学科!
実践的な学びで本物のビジネスパーソンに導く
現役の経営者やコンサルタントが直接指導し、ケーススタディで判断力を磨いたり、ビジネスコンテストや経営体験などによる実学により、ビジネス力や運営力を身につけた会社員を目指します。