マスコミ広報学科
エディトリアルデザイナーになるには?
- エディトリアルデザイナーの仕事とは?
- エディトリアルデザイナーになるには?
- エディトリアルデザイナーの年収はどのくらい?
- エディトリアルデザイナーに必要な資格は?
- エディトリアルデザイナーの将来性は?
- エディトリアルデザイナーに向いているのはどんな人?
- エディトリアルデザイナーになるにはこの学科!
- エディトリアルデザイナーに関連する仕事は?
エディトリアルデザイナーの仕事とは?
「読むもの」のレイアウトや装丁を手掛けるデザイナー

エディトリアルデザイナーは、雑誌や書籍などの「読むためのデザイン」をおこなう専門家です。文字や写真、イラストなどを効果的に配置し、読みやすく魅力的な紙面づくりを行います。
DTPデザイナーと同じ仕事にも見えますが、DTPデザイナーは書籍以外にもポスターや広告など全般的にデザインするのに対し、エディトリアルデザイナーは読み物専門のデザイナーともいえます。
例えば週刊誌や月刊誌といった雑誌の場合、写真やイラストと文字のバランスを考えながら、読者が欲しい情報にスムーズにたどり着けるようなレイアウトを考えます。文庫本や新書など書籍の場合は、本のサイズや内容に合わせて適切な文字の大きさや行間を設定し、長時間読んでも疲れにくいデザインを工夫します。
最近では、紙媒体だけでなく、電子書籍やデジタルマガジンのデザインも手がけることが増えています。スマートフォンやタブレットで快適に読めるレイアウトや色彩の設計も重要な仕事となっています。
エディトリアルデザイナーになるには?
デザイナーの一種であるエディトリアルデザイナーになるためには、デザインの知識とIllustrator・InDesignといったデザインソフトを操作するスキルが必須です。独学やグラフィックデザイナーの通信講座でも学ぶことができますが、就職後に即戦力として活躍することを目指すのであれば、専門学校や大学などの教育機関でしっかりと学ぶことをおすすめします。
おすすめはデザイン系の専門学校です。デザインや色彩の知識やデザインソフトの扱い方まで基礎からしっかりと学べるので、初心者でも安心して学ぶことができます。その上でエディトリアルデザイナーに必要な文字組みの基本、レイアウトの理論を学び、実習では実際の雑誌や書籍を想定した課題に取り組み、企画から制作まで一貫して経験することができます。
また、出版社や印刷会社との産学連携カリキュラムやインターンシップも行われ、在学中に現場の雰囲気を体験することもできます。卒業生や業界とのネットワークの強さ、就職対策、バックアップ体制が充実している点もポイントです。
一方大学では、芸術学部やデザイン学部で広い視野でデザインについて学びます。タイポグラフィの歴史や理論、編集の考え方、デジタルメディア論なども含めた総合的な知識を身につけたり、研究や論文・作品制作に取り組む中で学術的な学びを深めることが特徴です。
インターンシップなどを行っている大学もありますが、専門学校と違いカリキュラムに組み込まれていない学校もあるので、自主性が求められます。
エディトリアルデザイナーの年収はどのくらい?
新卒のエディトリアルデザイナーは、月給20〜25万円程度(年収250〜300万円)からスタートすることが多いです。経験を積んで技術力が上がると、年収400〜500万円程度になります。アートディレクターなどの管理職になると、さらに収入が上がる可能性があります。
フリーランスとして独立することも可能で、実力と実績次第でより高い収入を得ることができます。特に専門性の高い分野(学術書や美術書など)のデザインを手がけるデザイナーは、高い評価を得られる傾向にあります。
エディトリアルデザイナーになるために資格は必要?
エディトリアルデザイナーとして働くために、取得必須の資格はありません。しかし、DTPやデザインに関わる以下のような資格が就職活動や仕事をする上で役立ちます。
- DTPエキスパート
- Adobe Certified Professional(アドビ認定資格)
- 色彩検定
- レタリング技能検定
エディトリアルデザイナーの将来性は?
デジタル化が進む中でも、従来の書籍や雑誌はもちろん、電子書籍市場の拡大により、デジタル本のデザインや企業のブランドマガジンやウェブマガジンなど、新しい形の出版メディアも増加しており、エディトリアルデザイナーの需要は安定しています。SNSでの情報発信においても、読みやすく魅力的な投稿をデザインする技術が求められているため、そういった分野での活躍も見込めます。
ただし、Web上でのデザインは紙とはまた違う要素(CMYKやRGBの違い、デバイスの違いによる表現の差など)があるため、そういった知識や技術を身につけることが重要です。
エディトリアルデザイナーに向いているのはどんな人?
国語や美術の授業が好きで、本や雑誌を読むことが趣味という人は、エディトリアルデザイナーの素質があります。学校新聞や文化祭パンフレットの制作で、レイアウトを考えるのが楽しいと感じる人も向いているでしょう。
また、細かい作業を丁寧にこなせる人、文字の大きさや行間といった細部にまでこだわりを持てる人も、この仕事に向いています。さらに、チームでの制作が多いため、編集者やライターと協力しながら作業を進められるコミュニケーション力も大切です。
エディトリアルデザイナーになるにはこの学科!
マスコミ・芸能業界必須のスキルを磨く
中部エリア唯一、マスコミを学べる学校!地域No.1情報誌「月刊KELLY」とコラボなど業界企業と連携した実践的な取り組みや現役業界人の先生による直接指導により、エディトリアルデザイナーとして即戦力で活躍できるスキルを身につけます。
エディトリアルデザイナーに関連する仕事は?
- 雑誌編集者
- グラフィックデザイナー
- DTPオペレーター
- Webデザイナー