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総合ビジネス学科

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一般事務(事務員)になるには?



一般事務(事務員)の仕事とは?

職場の様々なサポートをする、会社になくてはならない存在


一般事務(事務員)

一般事務(事務員)とは、会社の様々な業務を縁の下で支える仕事です。
例えば学校の職員室や塾で事務を担当している方も、一般事務(事務員)の一人ですし、企業はもちろん官公庁などで働いている一般事務(事務員)もいます。
主な仕事内容としては、パソコンでの文書作成やデータ入力、電話応対、来客対応、スケジュール管理、郵便物の仕分けなどがあります。また、請求書の作成や経費の精算、備品の発注・管理なども行います。



一般事務(事務員)の年収はどのくらい?

一般事務(事務員)の年収は、会社の規模や経験年数によって異なります。新卒の場合、初任給は250〜300万円程度からスタートすることが多く、経験を積むと400〜500万円程度になります。大手企業や官公庁では、より高い給与が期待できます。
また、英語力やITスキルなど、専門的なスキルを身につけることで、より高い給与を得られる可能性があります。総務や経理、人事などの専門分野に特化することで、キャリアアップを目指すこともできます。



一般事務(事務員)の将来性は?

AIの浸透やDXの推進により、ただExcelやWordが使えるだけでは事務員の役割は淘汰されていくと言われていますが、人と人とのコミュニケーションや、臨機応変な対応が必要な業務は残り続けます。特に、社内の様々な部署や外部との調整役として、一般事務(事務員)の役割は今後も重要です。
また、テレワークの普及により、オンラインでのコミュニケーションスキルや、デジタルツールを使いこなす能力を持つ事務職員の需要が高まっています。データ分析やプロジェクト管理など、より専門的な業務に携わる機会も増えています。何かしらのスキルに特化した一般事務(事務員)を目指すと活躍の場が広がるでしょう。



一般事務(事務員)になるには?

一般事務(事務員)は学歴による制限は比較的少ないものの、パソコンスキルやビジネスマナーなどは求められるスキルとなることがほとんどなので、大学・短大や専門学校に進学してから就職するのがベター。
専門学校は、2年間という短期間で、パソコンスキルやビジネスマナー、簿記など、実際の職場ですぐに使える実践的なスキルを集中的に学ぶことができます。例えば、Word・Excelの実務レベルの使い方から、ビジネス文書の作成、電話応対、来客応対まで、事務の基本をしっかりと身につけられます。
授業の中で資格対策をしているので就職活動に役立てられる資格を取得することも可能。就職支援も手厚く、履歴書の書き方から面接対策まで、一人一人の希望に合わせたサポートを受けられるため、効率的に一般事務(事務員)の職業に就きたいと考えている人におすすめの進路です。
一方大学では4年間のカリキュラムで、より幅広い教養と専門知識を身につけることができます。経済学や経営学などの理論的な学習を通じて、ビジネスの全体像を理解することができ、将来的なキャリアアップにも役立ちます。資格対策や就職対策は、自主的に行っていくことが多いため、自分から情報を取得しにいく姿勢が大切になります。
大企業や外資系などでは大卒資格を募集条件に定めていることもあるので、働きたい会社がある場合は進路選択の際に調べておくことも重要です。


一般事務(事務員)


一般事務(事務員)になるために資格は必要?

未経験でも就職できる事務の仕事に必須の資格はありませんが、仕事に役立つ資格はたくさんあります。例えば、パソコンスキルを証明する「MOS(Microsoft Office Specialist)」や「日商PC検定」、ビジネス文書の作成能力を示す「ビジネス文書検定」など。
また、「日商簿記検定」や「秘書検定」も、事務職として働く上で有利な資格です。外資系企業などで英語力を活かしたい場合は、TOEIC®や英検も役立ちます。



一般事務(事務員)に向いているのはどんな人?

しっかり者で細かいところにまで気を配れたり、人をサポートすることが好きな人、運動部のマネージャー経験がある人、文化祭や部活動の会計係をしたり、友達と食事の際にみんなのお金を割り勘にしたり…といったことを進んでできる人。そういった縁の下の力持ち的なポジションで活躍している人は一般事務(事務員)の仕事で活かせる素質があります。
また、様々な部署と関わりを持つ仕事なので、コミュニケーション能力も重要です。



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新時代のビジネスを支える事務員を目指す

オフィスで必要とされるPCスキルや簿記会計はもちろん、代表的な事務職に役立つ資格取得を目指す総合事務コース。
リテールマーケティング(販売士)検定やファイナンシャル・プランニング技能検定の取得も目指せ、どんな業界でも対応できる一般事務(事務員)を目指すことができます。



一般事務(事務員)に関連する仕事

  • 秘書
  • 医療秘書