総合ビジネス学科
宅地建物取引士になるには?
- 宅地建物取引士の仕事とは?
- 宅地建物取引士になるための資格の難易度は?
- 宅地建物取引士の年収はどのくらい?
- 宅地建物取引士の将来性は?
- 宅地建物取引士になるには?
- 宅地建物取引士に向いているのはどんな人?
- 宅地建物取引士になるにはこの学科!
- 宅地建物取引士に関連する仕事は?
宅地建物取引士の仕事とは?
住宅に関する取引を、法律の知識で安全にサポートする不動産の専門家

宅地建物取引士(通称:宅建士)は、不動産の取引を安全に進める専門家です。アパートやマンションを借りるとき、家を買うときなど、みなさんや家族が引っ越しをする際に関わる重要な仕事です。
主な仕事は、物件の紹介や内見の案内、契約書の作成、重要事項の説明などです。例えば、「この建物は何年に建てられたのか」「近くに学校や駅があるか」「災害の危険性は?」といった、住む人にとって大切な情報を正確に説明します。不動産の広告を作ったり、家主さんと借主さんの間に立って条件の交渉をしたりすることもあります。これらは宅地建物取引士の資格を持つ人にしかできない、専門的な仕事です。
また、建設業界や金融業界、保険業界においても住宅ローンなど不動産に関する専門知識を持った人が求められているので、実に幅広い活躍の場があります。
宅地建物取引士になるための資格の難易度は?
宅地建物取引士の資格は、国家資格の中では比較的合格率が高いといわれますが、それでも15〜18%程度。この数字には理由があり、受験資格がないことから不動産関連業界で働いている人や学生が気軽に受験でき、受験者数は年間20万人にものぼります。そのため不合格者も多いことが挙げられます。もちろん対策なしでの合格は難しく、逆に言えばしっかりと勉強して対策できていたら在学中の合格も夢ではありません。
宅地建物取引士の年収はどのくらい?
宅地建物取引士の年収は、勤務先や経験年数によって変わります。不動産会社に勤務する場合、新人では300〜350万円程度からスタートし、経験を積むと400〜600万円程度になります。営業職として活躍したり、他の業界に就職する場合は歩合制のケースも多く、さらに高い報酬を得ることも可能です。
また、独立して不動産会社を経営する道もあり、その場合は取り扱う物件や顧客数によって収入が大きく変動します。優秀な宅建士として実績を積めば、年収1,000万円以上も夢ではありません。
宅地建物取引士の将来性は?
人々が住む家を必要とする限り、宅地建物取引士の需要はなくなることはありません。特に最近では、空き家の活用や、高齢者向け住宅の需要増加、外国人居住者の増加など、新しい課題も生まれており、専門家としての役割はますます重要になっています。
また、インターネットで物件情報を探せる時代になっても、実際の契約手続きや重要事項の説明は宅建士にしかできない仕事として法律で定められています。さらに、不動産投資やリノベーション(古い建物の改装)など、関連する分野での活躍の機会も増えています。
宅地建物取引士になるには?
宅地建物取引士になるには、国家資格である「宅地建物取引士」試験に合格する必要があります。試験は毎年10月に行われ、法律や税金、不動産の知識などが出題されます。先ほども述べた通り、受験資格は設けられていないので、高校生でも受験は可能。合格すれば成人年齢である18歳から資格の登録ができ、宅建士として働くことができます。
ただ、独学での取得はやはり大変なため、効率的なのは、専門学校で学んでから「宅地建物取引士」の資格を目指すことです。過去問題や出題の傾向などを学べる資格対策カリキュラムを設置している学校や、在学中に合格した先輩の体験談などを聞く機会を設けている学校もあります。最近ではオンライン講座や通信講座も充実していますが、友人や講師など整った環境の中で学びたい人には最適です。
また通信講座などとは違い、就職対策がしっかりとしているのも専門学校の特徴です。在学中から不動産会社などでのインターンシップを経験し、そのまま内定・就職という学生も多いので、将来不動産業界で働きたい人は専門学校で学ぶ方が良いでしょう。
他にも大学で法律や不動産について学んでから受験する人もいれば、不動産会社に就職してから資格取得を目指す人もいます。

宅地建物取引士に向いているのはどんな人?
社会の授業で街づくりや法律の話に興味を持てる人、地理の地図を読むのが得意な人、自分のお部屋づくりや、家、マンションなどに関心がある人などは宅建士の素質があります。
勉強は大変ですが、コツコツ取り組んだり、勉強が楽しいと思える人、将来的に様々な可能性を持っていたい人はぜひ取得しておくのがいいでしょう。
宅地建物取引士になるにはこの学科!
10年連続就職率100%!
現役経営者やコンサルが直接指導するので、業界の『今』が身につく!
経営に関わる簿記や財務の他、不動産業界でも重宝されるFP(ファイナンシャル・プランニング)も学んだり資格取得を目指したカリキュラムが設定されているので、業界で活躍できる宅建士を目指すことができます。
宅地建物取引士に関連する仕事
- 起業家
- 経営者
- 中小企業診断士
- 経営コンサルタント
- ITコンサルタント
- 会社員
- ファイナンシャルプランナー