ペットビジネス学科
猫のトリマーになるには?
- 猫のトリマーの仕事とは?
- 猫のトリマーになるために資格は必要?
- 猫のトリマーの年収はどのくらい?
- 猫のトリマーになるには?
- 猫のトリマーの将来性は?
- 猫のトリマーに向いているのはどんな人?
- 猫のトリマーになるにはこの学科!
- 猫のトリマーに関連する仕事は?
猫のトリマーの仕事とは?
イメージは猫の美容師。猫種の特徴を理解し、健康もケア!

猫のトリマーはキャットトリマーやキャットグルーマーとも呼ばれ、ペットショップやトリミングサロンで、猫ちゃんをキレイにしたり、健康的に保つお手伝いをします。犬と同様カットやシャンプーを行うので、猫の美容師さんともいわれます。
例えば長毛種の猫の毛がボサボサになってしまった時、シャンプーをして、ブラシで丁寧にとかして、毛玉をとってあげます。また、爪が伸びすぎている子の爪切りや、目やに・耳の汚れをキレイにすることも担当。これらのケアは、猫ちゃんの見た目だけでなく、健康を保つためにもとても大切になります。
専門性を活かし、飼い主さんへのアドバイスも重要。「普段のブラッシングはこうするといいですよ」「この猫ちゃんの種類には、このシャンプーが合っていますよ」など、家でのケア方法を説明して、猫ちゃんの健康や美容をともにキープしていく存在です。
猫のトリマーになるために資格は必要?
猫のトリマーになるために、絶対に必要な資格はありません。ただし、技術を証明できる資格を持っていると就職で有利になったり、お客様からの信頼を得やすくなったりします。
代表的な資格には、民間資格の「I.C.C. グルーマーライセンス」があります。また、より専門的な知識を身につけるため、「愛玩動物看護師」(国家資格)を取る人も増えています。
他にも「愛玩動物飼養管理士」や「ペットマッサージセラピスト」「ペットアロマセラピスト」といった動物に関する資格を取得していると、より高度なサービスを提供できるようになるでしょう。
猫のトリマーの年収はどのくらい?
年収は経験年数や勤務形態、勤務地域によって大きく異なりますが、未経験の正社員新人(1〜3年目)では200〜250万円程度、30代後半〜40代の中堅で経験者であると平均年収は約400万円程度で、長く働き経験を積むことで年収もアップしていく傾向です。
独立開業した場合は、技術力や集客力によって年収500〜600万円以上も可能です。ただし、開業時の初期費用(設備投資)や運営費用も必要ですし、マネジメント能力がなければ経営は難しいでしょう。
※厚生労働省提供 職業情報提供サイト「job tag」調べ
猫のトリマーになるには?
猫のトリマーになるためには、専門学校でグルーミングの基礎を学ぶことが効率的です。
専門学校ではお手入れ方法やからだの仕組みについて実際の猫ちゃんから学び、在学中に資格を取ることもできます。学内でペットショップを設置している学校もある他、業界との結びつきが強い学校ではペットショップやトリミングサロンでインターンシップを行うなど、在学中から経験を積める機会が多くあります。またインターンシップ先にそのまま内定・就職にすることも多く、シティスクールや通信教育よりも就職しやすいのが特徴です。
他には、アルバイトとしてペットサロンなどで働きながら技術を覚える方法もあります。最初は簡単な作業から始めて、徐々にカットなどの技術を学んでいきます。ただ、あくまでも見習いとしてスタートとなる場合も多いので、将来の働き方をしっかり考えて選ぶのがいいでしょう。

猫のトリマーの将来性は?
猫のトリマーはまだ一部のペットショップやトリミングサロンでしか活躍の場が限定されているかもしれません。しかし、その需要はどんどん高まっています。
理由としては、まず「ペットとして猫を飼う人が増えている」こと。特に室内で飼う人が多くなり、定期的なグルーミングが必要な猫が増えています。
さらには、「ペットを家族の一員として大切にする人が増えている」こと、さらには「プロにケアをして欲しい」と考える人が増えていることが挙げられます。猫は警戒心の強い性質を持つ子が多く、飼い主でも耳や爪、毛のケアに手こずってしまうこともあるので、家族のように大切にする猫をしっかりとメンテナンスしたいという考えが広まっています。
加えて、高齢猫が増えていることも猫のトリマーの需要が高まっている一つの要因です。年をとった猫は自分で毛づくろいをするのが難しくなるので、グルーミングのプロのケアがより必要になります。
猫のトリマーに向いているのはどんな人?
動物の体のしくみに興味を持っている人や、家で猫を飼っていて世話をするのが好きな人は、猫のトリマーの素質があります。また、ハサミやバリカンなど刃物を扱う仕事なので、図工や美術で繊細な作業が得意な人も向いているでしょう。
保健委員として活動するのが楽しい人や、怪我をした友達の手当てを自然とできる人も、動物のケアの仕事に向いています。また、生き物係として学校で飼育されている動物の世話を率先して行える人や、ボランティアで保護猫の活動に興味がある人も、トリマーの仕事で活躍できる素質があります。
猫のトリマーになるにはこの学科!
東海3県の専門学校で唯一、猫のグルーマーライセンス認定校!
猫のグルーマー資格である「I.C.C. グルーマーライセンス」。そもそも取得を目指せる専門学校自体が少ない中、名古屋ビジネス・アカデミーは東海3県で唯一の認定校となっています。
学内で飼育している実習猫だけでなく、近隣からも多くの方がモデル犬・モデル猫として来校されるので、様々な種類の猫ちゃんと触れ合い、対応できる猫のトリマーを目指します。